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2020年11月5日 早稲田記録会まとめ 早稲田、明治、東洋5000m10000mチーム最新チームランキング

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今回の記事では2020年11月5日に行われました第8回早稲田記録会の結果とコメントを掲載しています。全日本大学駅伝直後で早稲田、明治、東洋、城西の控え選手が多く出場しています。東洋、明治、早稲田は現時点での5000m10000mのチームランキングも掲載してあります。

リザルト

5000m1組

順位名前学年所属タイム
1宍倉健浩4早稲田14:01.43
2佐藤航希1早稲田14:09.32
3吉田匠4早稲田14:18.96
4河合陽平3早稲田14:22.74
5中野匠2東京農大二高14:32.34
6大和田一斗3東京農大二高14:43.76
7白井航平2早稲田14:44.05
8濱本寛人1早稲田14:45.16
9小見貴則3東京農大二高14:45.90
10畠山永2東京農大二高15:00.44
11渡辺雄斗3東京農大二高15:04.72
12樺澤温輝1東京農大二高15:09.29
13石井大翔3東京農大二高15:18.32
14牧瀬雄祐1早稲田15:19.14
15佐藤晧星3早稲田15:28.56
16石井飛羽1東京農大二高15:45.71
17塚越礼2東京農大二高15:49.42
18高橋賢太1東京農大二高15:55.62
19牛久賢哉3東京農大二高15:59.32

5000m2組

順位名前学年所属タイム
1小指卓也2早稲田13:41.01
2富田峻平2明治13:41.74
3漆畑瑠人2明治13:41.87
4一色恭志GMO13:45.10 
5長倉奨美4明治13:50.72
6橋本崚GMO13:51.71
7小澤大輝2明治13:52.22
8半澤黎斗4早稲田13:54.57
9森田歩希GMO13:55.54
10村上純大4明治13:55.68
11熊崎貴哉1東洋13:56.69
12前田舜平4明治13:57.55
13樋口大介4明治14:00.41
14安部柚作1明治14:06.70
15杉彩文海1明治14:09.27
16吉川陽1明治14:09.41
17丸山幸輝3明治14:14.94
18寺前友喜4明治14:17.25
19橋本大輝3明治14:22.80
20柳本匡哉1早稲田14:27.49
21林奎介GMO14:30.16
22渡辺亮太1東洋14:58.12

10000m1組

順位名前学年所属タイム
1北村光1早稲田29:00.51
2清野太雅2東洋29:03.59
3室伏祐吾3早稲田29:04.18
4九嶋恵舜1東洋29:05.99
5小田太賀4東洋29:09.53
6向井悠介3早稲田29:25.34
7住吉宙樹4早稲田29:27:61
8雲井崚太4城西29:32.45
9山中秀真1城西29:37.07
10茂木凛平3早稲田29:48.21
11熊谷奨2城西29:50.91
12石松明3城西29:55.05
13安田博登2早稲田30:24.40
14當山凌司3城西30:53.36
15大里凌央4城西31:01.49
16堀越大地1城西31:26.46

明治 箱根駅伝優勝も狙える選手層

明治大学は出場13選手中12人が自己ベスト更新、富田選手、漆畑選手に至っては20秒近くベストを更新しチームランキング1,2、日本選手権標準記録突破となる記録を更新しました。ちなみにこの二人は2020年10月11日早稲田記録会【トラックゲームズinTOKOROZAWA】でも同時フィニッシュでブレイクの予感を感じさせていました。

今回の記録会で明治は5000mのチームTOP10人平均が13:53.37、10000mは28:59.56になりました。5000m13分台に関しては12人と東海、青学、駒澤に匹敵する人数です。10000mに関してはうまくはまれば28分台という選手が複数人います。

チーム状況もとてもよく全日本大学駅伝も3位と健闘しており一気に箱根駅伝優勝候補に挙がってきました。きっと山本監督も誰を外すのかで相当悩んだことでしょう。

明治リザルト

選手名学年タイム
富田峻平213:41.74
漆畑瑠人213:41.87
長倉奨美413:50.72
小澤大輝213:52.22
村上純大413:55.68
前田舜平413:57.55
樋口大介414:00.41
安部柚作114:06.70
杉彩文海114:09.27
吉川陽114:09.41
丸山幸輝314:14.94
寺前友喜414:17.25
橋本大輝314:22.80

明治チームランキング(5000m、10000m)

明治大学TOP10平均13:53.37TOP10平均28:59.56
学年名前5000m学年名前10000m
12富田峻平13:41.744小袖英人28:34.33
22漆畑瑠人13:41.873鈴木聖人28:36.16
34小袖英人13:46.823手嶋杏丞28:40.72
44長倉奨美13:50.724村上純大28:58.16
52小澤大輝13:52.224前田舜平29:03.35
62加藤大誠13:53.242加藤大誠29:08.05
71児玉真輝13:54.842小澤大輝29:10.82
83手嶋杏丞13:55.682櫛田佳希29:11.48
94村上純大13:55.683金橋圭祐29:13.20
103鈴木聖人13:56.284大保海人29:19.32
112櫛田佳希13:56.652下條乃将29:22.32
124前田舜平13:57.551児玉真輝29:24.62
134樋口大介14:00.414酒井燿史29:30.90
141安部柚作14:00.534寺前友喜29:31.34
153金橋圭祐14:07.594坂井大我29:33.40
161杉彩文海14:09.272三上晋弥29:33.81
171吉川陽14:09.413植田雅弘29:35.98
183佐久間秀徳14:10.744樋口大介29:36.79
194岡田和大14:13.553中嶋大樹29:37.00
202杉本龍陽14:14.423佐久間秀徳29:37.07
213丸山幸輝14:14.942漆畑瑠人29:39.04
222近藤亨14:15.752勝浦小太郎29:40.84
234寺前友喜14:17.252富田峻平29:42.00
243名合治紀14:17.283橋本大輝29:44.89
254坂井大我14:18.051吉川陽29:45.81
264酒井燿史14:19.222杉本龍陽29:46.45
273大西理久14:21.291杉彩文海29:48.02
281杉田真英14:21.391安部柚作29:48.92
292下條乃将14:22.094飯田晃大29:55.33
304大保海人14:22.121斎藤拓海30:00.82
313橋本大輝14:22.803大西理久30:02.71
322三上晋弥14:23.773田村圭30:16.22
332勝浦小太郎14:24.414稲田光希30:38.80
341斎藤拓海14:24.552近藤亨31:07.55
353中嶋大樹14:24.711角南隆行31:11.17
363植田雅弘14:25.281橋本基紀31:17.31
371城戸洸輝14:26.012黒髪悠太郎31:26.60
384稲田光希14:27.061杉田真英
394飯田晃大14:28.851城戸洸輝
401角南隆行14:34.251馬場勇一郎
411橋本基紀14:37.523丸山幸輝
423田村圭14:38.653名合治紀
431真野冴生14:44.333松尾尚輝
442黒髪悠太郎14:51.083梅谷寛大
451馬場勇一郎14:56.984長倉奨美
461山内智幸15:14.24岡田和大
473松尾尚輝15:34.241真野冴生
483梅谷寛大15:37.731山内智幸

早稲田 小指選手がチーム2位の記録、半澤選手3年ぶり自己べスト更新

早稲田の小指選手が自己ベストを30秒近く更新し、日本選手権の標準も突破しました。また、チームにとっての朗報は半澤選手が5000mで自己ベストを更新したことでしょう。高校時の記録をなかなか破れずにいたのでやっとスタートラインに立てたといったところでしょうか。4年生の復調はチームに良い影響を与えてくれるはずです。

10000mでは全日本駅伝の控えに回った1年生の北村選手が29分フラットと健闘しています。10000mでは先頭のほうがまとまってゴールしていたことから引っ張る選手がいるハイスピードの展開であれば28分台は固いです。

心配なのは渡辺選手です。大学に入ってからは本来の力を発揮できずにいる状態が続いています。14分00秒を持っていますがここのところは15分に近いタイムで前回早稲田記録会も走っています。焦らず調子を取り戻してほしいと思います。

5000m10000m
選手名学年タイム選手名学年タイム
小指卓也213:41.01北村光129:00.51
半澤黎斗413:54.57室伏祐吾329:04.18
宍倉健浩414:01.43向井悠介329:25.34
佐藤航希114:09.32住吉宙樹429:27:61
吉田匠414:18.96茂木凛平329:48.21
河合陽平314:22.74安田博登230:24.40
柳本匡哉114:27.49
白井航平214:44.05
濱本寛人114:45.16
牧瀬雄祐115:19.14
佐藤晧星315:28.56

早稲田チームランキング(5000m、10000m)

5000mチームTOP10人平均は13:54.92、10000mは28:54.90とここにきて多数選手が自己ベストを更新しています。5000m13分台が8人、28分台が4人います。しかしこれは詐欺です。タイム出せる出せる詐欺です。

5000mだと13分台を出せそうなのが山口選手、宍倉選手、菖蒲選手、鈴木選手、諸冨選手、吉田選手、佐藤選手、柳本選手の8人は出せるはずです。ですから私の中では実質13分台は16人いることになっています。

全日本駅伝の結果からみても間違いなくここ最近にはない最強クラスのチーム層です。

早稲田TOP10人平均13:53.21TOP10人平均28:54.90
選手名学年5000m選手名学年10000m
1中谷雄飛413:39.211中谷雄飛428:19.27
2小指卓也213:41.012太田直希428:19.76
3井川龍人213:45.303鈴木創士228:48.26
4辻文哉113:49.314北村光129:00.51
5千明龍之佑413:54.185千明龍之佑429:00.57
6半澤黎斗413:54.576井川龍人229:01.31
7太田直希413:56.487室伏祐吾329:04.18
8北村光113:58.648宍倉健浩429:07.98
9山口賢助314:01.159辻文哉129:08.11
10宍倉健浩414:01.4310山口賢助329:19.01
11菖蒲敦司114:03.1511半澤黎斗429:25.05
12鈴木創士214:06.5812向井悠介329:25.34
13諸富湧114:07.2013小指卓也229:42.82
14吉田匠414:07.4014茂木凛平329:48.21
15安田博登214:08.2215吉田匠429:58.90
16佐藤航希114:08.7516渕田拓臣430:11.89
17柳本匡哉114:12.4117森田将平430:23.12
18室伏祐吾314:15.7518安田博登230:34.22
19渕田拓臣414:16.8719佐藤晧星330:47.03
20向井悠介314:18.8420河合陽平330:52.43
21河合陽平314:22.7421本郷諒430:58.25
22本郷諒414:23.0022井上開登231:07.38
23住吉宙樹414:23.7323黒田賢431:20.00
24森田将平414:36.5224白井航平231:45.59
25白井航平214:44.0525住吉宙樹429:27:61
26濱本寛人114:45.1626菖蒲敦司1
27佐藤晧星314:48.8327佐藤航希1
28黒田賢414:50.9228柳本匡哉1
29茂木凛平314:50.9429諸富湧1
30井上開登214:58.4330山田泰誠1
31山田泰誠115:06.8631濱本寛人1
32牧瀬雄祐115:19.1432牧瀬雄祐1

東洋 3強に絡むにはもうワンランクレベルアップが必須

5000mでは1年生の熊崎選手が13分台入り。もともと14分10秒台を持っている選手でしたのでこれからの長い距離が楽しみです。

10000mでは全日本駅伝控えの清野選手、九嶋選手、小田選手が全員自己ベストで健闘しています。3名とも控えに入るのに相応しいタイムでしっかりまとめています。九嶋選手は10000mも走れているので箱根のメンバーにも十分絡んできそうです。

清野選手は高校時代5000m15分台のポテンシャルの塊ですのでうまくはまれば28分台は出るはずです。小田選手は今季10000mの記録を50秒近く更新していて波に乗っています。4年生でもありコツコツと力をつけてきた選手ですので箱根に向けて頑張ってほしいと思います。九嶋選手は早稲田記録会in所沢から2週間で29分55秒から29分5秒までタイムを上げてきています。

5000m10000m
選手名学年タイム選手名学年タイム
熊崎貴哉113:56.69清野太雅229:03.59
渡辺亮太114:58.12九嶋恵舜129:05.99
小田太賀429:09.53

東洋チームランキング(5000m、10000m)

5000mチームTOP10人平均は13:57.53、10000mは28:48.08です。5000m13分台が6人、28分台が3人となっています。例年の東洋と比べるとややパンチが足りないように感じます。西山選手が28分03秒を出したので平均値自体は速く見えますが特に10000mを走れる選手が少なく感じます。

1年生が5000mまでは力のある選手が多く入学してきて熊崎選手や松山選手、九嶋選手の好調などいいこともありますが、何しろ長い距離を走るレースに出ていない選手が1年生はほとんどなので箱根には不安要素が多くあります。

もう一つ懸念しているのが調子の上がっていない選手がいるということです。吉川選手、鈴木選手は故障が長引き全日本には合わせられませんでした。東洋が優勝争いに絡むためには間違いなくこの2人の復調が必須になってくると思います。

東洋大学TOP10人平均13:57.53TOP10人平均28:48.08
氏名学年5000m学年10000m
1西山和弥413:46.95西山和弥428:03.94
2松山和希113:48.80宮下隼人328:37.36
3大森龍之介413:54.25吉川洋次428:53.51
4熊崎貴哉113:56.69清野太雅229:03.59
5蝦夷森章太313:57.99九嶋恵舜129:05.99
6佐藤真優113:58.90小田太賀429:09.53
7渡辺亮太114:00.01前田義弘229:14.42
8腰塚遥人314:00.45大澤 駿429:16.92
9児玉悠輔214:03.42鈴木宗孝329:17.89
10家吉新大114:03.88野口英希429:19.05
11宮下隼人314:04.20久保田悠月229:19.26
12大澤 駿414:04.39大森龍之介429:19.29
13柏 優吾214:04.96田中龍誠429:20.02
14飯島圭吾414:06.38山田和輝229:20.43
15清野太雅214:11.91町 桟吾229:24.95
16荒生実慧214:12.59小倉知也429:30.80
17浅井崚雅414:14.35大沼 翼229:32.48
18村上太一114:15.01浅井崚雅429:35.80
19及川瑠音214:15.21杉村宗哉429:37.15
20吉川洋次414:15.73荒生実慧229:40.41
21古川 隼214:15.95岡里彰大429:41.67
22前田義弘214:17.18田上 建429:42.12
23岡里彰大414:18.97腰塚遥人329:44.62
24伊東卓駿114:20.71古川 隼229:49.07
25 奥山 輝114:21.02柏 優吾230:5.77
26菅野大輝114:21.79石川龍之介330:9.45
27久保田悠月214:22.33飯島圭吾430:12.92
28小田太賀414:22.99及川瑠音230:20.62
29田上 建414:24.38柏木滉平230:27.26
30大沼 翼214:24.70安川元気230:30.36
31町 桟吾214:25.44長尾大輝230:39.89
32石川龍之介314:26.20蝦夷森章太330:43.2
33長尾大輝214:26.94田中智也232:10.11
34安川元気214:27.53柴田隆平4
35九嶋恵舜114:28.47齋藤和希4
36鈴木宗孝314:30.12藤城裕大3
37田中龍誠414:30.42山本瑛平3
38山田和輝214:31.63坂本 陸3
39柏木滉平214:33.79児玉悠輔2
40板倉颯大214:34.34板倉颯大2
41十文字優一114:34.51野村貴祐2
42渡邉響太114:36.10横山登頼2
43藤城裕大314:36.86木本大地2
44兼原尚也114:38.63松山和希1
45杉村宗哉414:38.66渡辺亮太1
46小倉知也414:42.82家吉新大1
47野村貴祐214:44.82佐藤真優1
48石川 心114:45.21熊崎貴哉1
49岡田朋也114:49.76村上太一1
50山本瑛平314:53.32伊東卓駿1
51田中智也214:55.89菅野大輝1
52横山登頼215:02.31十文字優一1
53坂本 陸315:02.49渡邉響太1
54梶野稜太郎115:02.93兼原尚也1
55野口英希415:07.56石川 心1
56齋藤和希415:08.31岡田朋也1
57柴田隆平415:12.25梶野稜太郎1
58木本大地214:23.08  奥山 輝1

城西は選手層の厚さが課題に

全日本駅伝でも課題が明るみになりましたが菊地、菅原、砂岡のエース級以外の選手の力の底上げが重要になっています。29分前半の選手を何人育成できるかという所にかかってくるかと思いますが、シード権まで獲得しようとすれば中堅層の育成と安定感を出せるようにすることが必要になってきます。

今年の城西は1年生がキーポイントになってくると思います。予選会でも1年生が5人走っているので底上げ大化けしてくるのはそのあたりではないかとひそかに期待しています。

雲井崚太4城西29:32.45
山中秀真1城西29:37.07
熊谷奨2城西29:50.91
石松明3城西29:55.05
當山凌司3城西30:53.36
大里凌央4城西31:01.49
堀越大地1城西31:26.46

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