2025年、箱根駅伝予選会出場校の着用ブランドユニフォームをまとめました。
どんな傾向があるのかを見ていきたいと思います。
| 大学名 | 氏名 | ユニフォーム |
| 1 | 青山学院大学 | アディダス |
| 2 | 國學院大學 | アディダス |
| 3 | 順天堂大学 | ニューバランス |
| 4 | 早稲田大学 | アシックス |
| 5 | 中央大学 | ナイキ |
| 6 | 駒澤大学 | ナイキ |
| 7 | 城西大学 | プーマ |
| 8 | 創価大学 | アディダス |
| 9 | 帝京大学 | アシックス |
| 10 | 日本大学 | ミズノ |
| 11 | 中央学院大学 | アシックス |
| 12 | 東海大学 | ナイキ |
| 13 | 神奈川大学 | ミズノ |
| 14 | 東洋大学 | ナイキ |
| 15 | 日本体育大学 | ミズノ |
| 16 | 東京国際大学 | ミズノ |
| 17 | 山梨学院大学 | アシックス |
| 18 | 東京農業大学 | プーマ |
| 19 | 大東文化大学 | アディダス |
| 20 | 立教大学 | ナイキ |
| 21 | 法政大学 | ミズノ |
| 22 | 明治大学 | ナイキ |
| 23 | 専修大学 | アシックス |
| 24 | 日本薬科大学 | ミズノ |
| 25 | 駿河台大学 | アディダス |
| 26 | 筑波大学 | アシックス |
| 27 | 拓殖大学 | アンダーアーマー |
| 28 | 芝浦工業大学 | アディダス |
| 29 | 国士舘大学 | ミズノ |
| 30 | 上武大学 | 2XU |
| 31 | 麗澤大学 | ファイテンor2XU |
| 32 | 明治学院大学 | ミズノ |
| 33 | 桜美林大学 | アンダーアーマー |
| 34 | 平成国際大学 | ミズノ |
| 35 | 流通経済大学 | ファイテン |
| 36 | 武蔵野学院大学 | ミズノ |
| 37 | 亜細亜大学 | アディダス |
| 38 | 東京経済大学 | アンダーアーマー |
| 39 | 関東学院大学 | キプラン |
| 40 | 慶應義塾大学 | アンダーアーマー |
| 41 | 育英大学 | アディダス |
| 42 | 立正大学 | 2XU |
| 43 | 国際武道大学 | ミズノ |
| 44 | 東京大学 | 2XU |
| 45 | 清和大学 | アシックス |
| 46 | 東京大学大学院 | エルドレッソ |
| 47 | 湘南工科大学 | ファイテン |
| 48 | 東京理科大学 | ニシ |
| 49 | 千葉大学 | ミズノ |
| 50 | 一橋大学 | アシックス |
| 51 | 埼玉大学 | ミズノ |
リストされた51大学(一部大学院含む)のユニフォームブランドをまとめると、以下のようになります(2026年時点のデータに基づく)。
ブランドごとの大学数(降順)
- ミズノ:13校(最多)
- アディダス:8校
- アシックス:8校
- ナイキ:6校
- アンダーアーマー:4校
- 2XU:3校
- プーマ:2校
- ファイテン:2校(うち1校は「ファイテンor2XU」としてカウント)
- ニューバランス:1校
- キプラン:1校
- エルドレッソ:1校
- ニシ:1校
総大学数:51校(重複なしで集計)。
傾向のまとめ
関東学生陸上競技連盟(箱根駅伝を中心とした大学駅伝)のユニフォームブランド分布には、明確な傾向が見られます。
国産ブランドの強さ
ミズノ、アシックス、アディダス(ドイツだが日本市場で非常に強い)が上位を独占。
特にミズノが13校と圧倒的シェアを誇り、伝統的な箱根常連校(日本大学、東京国際大学、国士舘大学など)や中堅・地方国立大に多く採用されています。
アシックスも筑波大学、一橋大学、中央学院大学など国立・私立問わず幅広く支持。全体の約57%(29校)がこの3ブランド(ミズノ・アディダス・アシックス)で占められており、日本国内の長距離・駅伝シーンでは国産(または日本で定着した)ブランドが依然として主流です。
ナイキの存在感(外資系代表)
ナイキは6校(中央大学、東洋大学、明治大学など)と上位に食い込んでいますが、近年シューズ着用率で一時圧倒的だった時代に比べ、ユニフォームではシェアが抑えめ。ナイキは「スクール全体契約」のイメージが強く、東洋大学のようにシューズ・ウェア両方で統一するケースが見られますが、全体としては国産勢に押され気味です。
新興・海外ブランドの浸透
アンダーアーマー(4校:慶應義塾大学、東京経済大学など私立中堅)が着実に増え、2XU(コンプレッションウェア中心、3校)やファイテン(2校)のような専門ブランドも登場。キプラン、エルドレッソ、ニシなどは少数派で、特定の大学(関東学院大学、東京理科大学など)の独自選択や提携によるものと思われます。これらは伝統校より新興・中堅私立に多い傾向があります。
全体の傾向と背景
伝統校・強豪校:アディダス(青山学院、國學院、創価、大東文化など)やナイキ(東洋、明治など)が目立つ一方、ミズノも根強い。
中堅・新興校:多様なブランド選択が見られ、コストや提携関係でブランドがチームを獲得できない背景があります。そのため、資金力やブランド力の強い国産・外資系のブランドが多くなる傾向があると考えます。
箱根駅伝の影響:全国放送されるため、ブランド露出効果が高く、各社は大学との長期契約を重視。2020年代に入り、世界陸連規定変更でスポンサーロゴ掲出が可能になった影響で、ユニフォーム自体が「広告媒体」化していますが、ウェアサプライヤー(製造元)は依然として競争が激しい。
シューズ vs ウェア:近年シューズ市場ではアディダスが着用率トップを維持(2026年も連覇傾向)する一方、ウェアはミズノ・アシックスが安定。ナイキはシューズほどウェアで浸透していない。逆にいうとナイキはブランディングで強豪チームにフォーカス+多額の資金(提供等)をしておりチーム数を増やすことに注力をしていないとも言えるでしょう。
箱根駅伝のユニフォームは、大学の伝統・予算・ブランド戦略・選手の声が反映された結果です。強豪校ほど有名ブランドに集まりやすい一方、多様な選択肢が増えているのが現在のトレンドと言えます。


