今回の記事では大学駅伝で強豪校には入部基準が設けられているのかについて書いていきます。大学の駅伝部では入部に基準タイムが設けられていところが多いです。5000m15分以内というのがほとんどの強豪校で設けられています。また基準タイムは長距離だけでなく短距離や中距離の部活でも強豪校では定められているところが多いです。
基準タイムのある理由
基準タイムがあることによって挑戦権がはじめから奪われてしまうのではないかという懸念もあります。しかし、こういった基準が設けられているのには理由があります。
力のない選手はいらない
まず1つ目の理由として挙げられるのは力のない選手はいらないということです。5000m15分というのは大学で箱根駅伝を目指すにおいて本当に最低限のレベルです。高校生でも15分切りというのは年間100人以上毎年出ていますので15分を切れないということは全国からスカウトされた選手が集まってくる大学の部活において練習にすらついていけない可能性があることを示唆しています。
個人にフォーカスして指導できない
力のない選手に対して指導者が見てくれることはごく稀です。精神的に追いこまれるのですぐにやめられたりすることに繋がります。全体の士気も落ちることになりますし、基準を切れていない選手に費やした時間も無駄になります。
準部員として基準タイムを達成できていなくても練習に参加させてくれるところもありますが、扱いとしては勝手に参加しろというニュアンスの雑に扱われるところが多いです。
才能のある選手は這い上がってくる
才能のある選手であれば自分の力で這い上がってくる力があります。揺るぎない目標に向かってひた向きに努力できる選手、考えられる選手、結果を出せる選手が求められている訳です。
選手を救うための基準
こういった基準が定められているのには選手を救う効果もあります。正式部員ではないと金銭面、精神面、学業面で正式部員よりも負担がかかります。金銭面ではアルバイトができないうえに練習拠点の近くに家を借りなければならなりません。食費などもかかります。精神面では同期と寮で一緒に生活するわけではないので関係に距離が生まれます。練習についていけなければ劣等感や孤独感を感じます。鬱になってしまう選手、モチベーションをなくしてしまう選手も多くいます。
選手にとってマイナスな面もあるため早い段階で区切りをつけてもらうためにも基準が設けられています。
まとめ
基準がもうけられている裏側には選手のことを考慮した理由、指導者側の負担や結果の求められる大学スポーツならではの理由があります。
もし、基準タイムが無ければ好奇心や現実のレベルを知らない人が数多く挑戦して来るでしょう。
本当にやる気がある、力のある選手を選別するためやチームのモチベーション維持のために基準タイムが設けられているのかもしれません。
コメント
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