今回の記事では2020年全日本大学駅伝関西地区代表立命館大学の紹介をさせていただきます。昨年は出雲駅伝6位チーム歴代最高順位をたたき出し、全日本大学駅伝は関東勢に食らいつき12位と健闘しています。
今年の全日本大学駅伝は20回連続32回目の出場です。
昨年は現旭化成の今井選手、現トーエネックの高畑選手がエースでしたが卒業してしまい、戦力ダウンは免れないと思っていましたが全日本大学駅伝に向けてチームの調子も上がってきているようです。
部員名簿 持ちタイムリスト
昨年全日本を走った選手が5人残っています。
長距離部門の人数は16人と少ないですが学生トップレベルのランナーが4人在籍しています。部には入部制限が設けられており、1,500m4分5秒以内、5000m15分20秒以内と定められているようです。
名前 | 学年 | 5000m | 10000m | ハーフ | |
1 | 林紘平 | 4 | 15:06.65 | 30:49.95 | |
2 | 吉岡遼人 | 4 | 13:53.52 | 29:08.64 | 1:03:08 |
3 | 岡田浩平 | 4 | 13:51.02 | 28:34.61 | 1:03:35 |
4 | 前川紘導 | 4 | 13:50.63 | 28:34.59 | |
5 | 林海斗 | 3 | 14:31.54 | 30:35.72 | |
6 | 鈴木雄太 | 3 | 14:21.23 | 30:09.57 | |
7 | 永田一輝 | 3 | 14:28.88 | 29:53.33 | |
8 | 高畑凌太 | 3 | 14:02.50 | 29:09.64 | |
9 | 赤川雅直 | 3 | 14:51.00 | ||
10 | 松山旭良 | 2 | 14:47.94 | 30:45.28 | |
11 | 安東竜平 | 2 | 14:52.30 | 30:36.69 | |
12 | 山田真生 | 2 | 13:50.74 | 28:55.90 | |
13 | 森田健太郎 | 2 | 15:09.92 | ||
14 | 松嶋陸 | 2 | 14:48.08 | ||
15 | 北辻巴樹 | 1 | 15:21.25 | 31:23.36 | |
16 | 谷口晴信 | 1 | 14:47.48 | 29:42.70 |
注目選手
注目は4年生の3本柱。岡田選手、吉岡選手、前川選手です。10月17日に行われた宮崎県長距離記録会10000mでは実業団選手に交じり岡田選手と前川選手が28分34秒と関東のトップレベルの学生の記録と比べても引けを取らない記録で走破しています。
また、吉岡選手は直近の大会の記録を見ていると本調子まではいかないようですが試合では堅実に走っています。ハーフではチームトップの63分08秒を持っており長い距離にも対応できます。前回大会では7区17.6㎞を区間7位、チーム内で一番良い区間順位で走っています。
加えて3年生の高畑選手、2年生の山田選手も力のある選手です。
初めて知ったのですが、3年生の高畑選手は昨年卒業した高畑佑樹選手の弟さんだったのですね。5000m14分一桁、10000m29分一桁とポテンシャルを感じさせます。
2年生の山田選手は10000m28分55を宮崎県長距離記録会で今季複数回自己ベストを更新しており波に乗っています。
全日本駅伝 オーダー予想
- 第1区 9.5㎞ 岡田浩平
- 第2区 11.1㎞ 山田真生
- 第3区 11.9㎞ 高畑凌太
- 第4区 11.8㎞ 鈴木雄太
- 第5区 12.4㎞ 永田一輝
- 第6区 12.8㎞ 谷口晴信
- 第7区 17.6㎞ 吉岡遼人
- 第8区 19.7㎞ 前川紘導
全日本駅伝は前半区間のほうが距離が短く重要性が低く感じるかもしれませんが、出遅れが許されない1、2,3区には主力を置く傾向があります。ですから前回大会で1区を務めている岡田選手。2区もスピードがあり調子のよい山田選手を置きました。3区は後半に7,8区は4年生に任せ高いポテンシャルを秘めている高畑選手を置いています。
そして胆は繋ぎ区間の4,5,6区です。ここの鈴木選手、永田選手、谷口選手がベストな走りをするだけで入賞に大きくつながるはずです。3選手とも今季10000mで自己ベストを更新しているので期待しましょう。
そしてハーフに近い距離を走る7,8区にはハーフ共に63分台4年生の吉岡選手と前川選手を置きます。7区には昨年区間7位と健闘していて良い印象がある吉岡選手、そして8区には絶対的エース前川選手を置きます。
関東勢に食らいついてぜひ入賞を果たしてほしいと思います!
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