【箱根駅伝予選会2025】エントリー・展望まとめ

エントリーリスト

各大学の展望

順天堂大学

通過濃厚

主な漏れ・・森本、山﨑、村尾、池間、大野、荒牧、児玉などなど

注目はやはり今季調子を取り戻してきた吉岡。昨年予選会チームトップの川原も稼ぎ頭だ。玉目はトラックでタイムを持っているため、覚醒すれば楽しみな選手である。永原は昨年予選会では70分オーバーのため、雪辱を果たしたい。1年生で唯一エントリーの井上も調整で29:09を出しているため楽しみな選手。

日本体育大学

通過濃厚

ついに平島、山崎、田島の予選会絶対突破するハッピーセットが4年生に。言わずもがな強い。外す未来が見えない。さらに安定感に+αしてくれるのが二村やキャプテンの浦上。下級生では全日本予選でブレイクしたの佐藤大和、夏見虹介がスパイスになってくれる。7～10番目までが大きく落ちずに入れば問題なく通過できる。今年も芸術的集団走を披露してくれる。

立教大学

通過濃厚

國安、馬場のエース2人は稼ぎどころ。3，4年生は力があり大舞台経験者+昨年予選会出走者8名。1,２年生は経験値で不安な部分がある。鈴木、山下は今後の立教を担う選手のため頑張ってもらいたいところ。昨年は集団走せず、ほぼ全員がフリー走とあり得ない戦術を披露しているため、今年はどう出てくるかも見もの。

中央学院大学

通過濃厚

漏れ・・稲見、前原、長友、日数谷、米田

エースは近田。昨年までいた超エース級の吉田がいなくなり、大砲と呼べる選手はいないが粒ぞろい。一部主力漏れはあるが、十分対応できる戦力である。特に4年生が支柱となっているオーダー。稼ぎどころの坂本やスピードのある三角、チームを引っ張る小松、黒谷が支える。3年生では市川、2年生では長部が稼ぎ柱。中央学院ではあまりエントリーされない1年生から小川、佐藤の2人選出されているため川崎監督の期待値が高い選手と予想ができる。ミスなく、そつなくこなして確実に通過を目指す。

立川ハーフで入賞の山﨑と関カレハーフで表彰台の森本、ハーフ1時間2分台を持つ池間が外れたのは大きいが、選手層が厚いので順当に調子の良い選手が選出されている印象。

法政大学

ボーダーライン

漏れ・・清水

エースは大島で稼ぎ頭だが、ハーフの距離がやや心配である。今季の調子で言うと野田の方がハーフ適正、調子ともにチームトップの可能性あり。正直、清水の漏れが大きい。その次に花岡が先頭を引っ張って行ってくれると良い。春先の立川ハーフでは入賞もしているのでコースと相性は良い。あとは矢原の調子がどこまで上がっているか。中間どころは重山らに引っ張って行ってほしい。下級生は平山に期待。6人目以降のまとまり次第になると踏んでいる。予選会自体が久しぶりでチーム内に予選会経験者はゼロ。予選会の悪魔にのまれないようにしたい。

神奈川大学

ボーダーライン

漏れ・・新妻、高潮、中野

宮本と酒井がエースで稼ぎどころ。大砲はいないが中堅層の選手が力があるのが特徴。漏れた3人がいればベストだったが、塩田、志食、大岩、滝本、花井、平川、三原、上田、近藤、森と下位層はいない。高速レースになるとエース格が吸収されてやや厳しい戦いになる。昨年はエースの宮本が途中棄権でも通る力があったので地力は高い。

専修大学

ボーダーライン

漏れ・・毛塚、大西

昨年はマイナが稼いだのが大きかった。今回も同様でマイナが稼ぎ、上位に選手を複数人食い込ませたい。新井、具志堅、上山、和田このあたりが50位以内に1人でも入ってこれると楽な戦いになる。逆に選手層は厚くないため下位が乱れることに注意したい。

山梨学院大学

通過濃厚

ブライアンは確実に稼いでくれる。エースは平八重。ロードに強い選手が多く、昨年予選会出場選手も多い。阿部、宮地、和田、占部は100位以内を狙える力のある選手。塚本、田原、高橋、松岡等中堅層も安定感があるタフな選手がそろっている。9.10番手の選手が大幅に遅れないように注意すれば通過手堅い。

大東文化大学

通過濃厚

漏れ・・赤星

主力の入濱、棟方、大濱、中澤が全員エース級の選手。キーマンは大濱でここが走れるかで楽に通過できるかできないかが決まってくる。中堅層は庄司、西村、藤原、宮倉、和田の安定感のある上級生が控えている。下級生ではタイムの良い松浦に期待。1.2年生が未知数のため、こちらも9.10番手の選手が大きく遅れないように注意したい。

日本大学

通過濃厚。

シャドラックは全体トップ候補。隙のない布陣となっている。昨年予選会の稼ぎ頭の大仲や鈴木が調子が良いと尚、通過が楽になる。立川ハーフ入賞の冨田や今季大幅に記録を伸ばしている山口兄弟、高田、天野、長澤など28分台ホルダーが満遍なくエントリーされている。古桜復活に向けて準備は順調だ。

東京農業大学

ボーダーライン

エース前田がどこまで復調しているか。キーマンは原田、深堀の2人の4年生エース。ここが走れるかで通過が見えるかが決まる。1年多く残っている小島は何としても箱根の切符を掴みたい。昨年予選会前田不在の状態でチームトップの栗本や植月も次いで入って欲しい。期待したいのはルーキーの井坂と内田タイムを持っている1年生のため、ハーフまで適応できていると一気に化けそう。昨年の1秒に泣いた予選会の雪辱を果たす。

明治大学

通過厳しい。

漏れ・・綾、成合

今年も綾がいないのが痛手。成合いも昨年予選会で中堅の走りをしているが漏れ。エースは堀、吉川。ここが稼げないと厳しい戦いになる。飛び抜けた選手はいないため、安全まとまっていってほしいところ。森下が本調子であればよいが直近でどうこうわからず。古井、土田は昨年良い走りをしているためチーム上位で食い込みたい。今季調子の良い井上や桶田にも注目。2年連続での落選は何としても避けたいところ。

国士舘大学

通過厳しい

漏れ・・生駒、川勝、瀬川、ライモイ

漏れている選手がきつい。きつすぎる。エースは横田で何とか稼ぎたい。九嶋、水野も上位で稼いで下級生の負担を下げたい。江上、山中、今堀らは遅れずにチーム中盤ではゴール必須。下級生の力が中々厳しいため、上級生でケアをしたいところ。

学連選抜の選考方法が変更

第102回大会からの新選考方法

2026年の第102回大会からは、以下の新しい方法で関東学生連合チームが編成されます。 

• チーム枠（10名）: 予選会を通過できなかった大学のうち、総合順位11位から20位までの10大学から、それぞれ1名ずつが選ばれます。
• 個人枠（6名）: 予選会で個人成績が上位だった選手から、総合順位21位以下の大学に所属する選手が6名選ばれます。
• これまで１回限りだった出場が２回まで認められる。＊留学生は除く。

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