今回の記事では大学駅伝で強豪校には入部基準が設けられているのかについて書いていきます。
関東圏の箱根駅伝を目指すような大学の駅伝部では入部に基準タイムが設けられていところが多いです。一昔前は5000m15分以内というのがほとんどベーシックだったのですが、シューズの進化もあり今ではそれ以上に高い基準に設定されているところもあるでしょう。
また、基準タイムは長距離だけでなく短距離や中距離の部活でも強豪校では定められているところが多いです。
箱根駅伝がピラミッドの頂点
関東の大学が陸上長距離の何を最も重視するか。それは「箱根駅伝の出場」です。
学生三大駅伝には出雲駅伝・全日本駅伝・箱根駅伝の3大会があります。出雲駅伝と全日本駅伝は全国大会ですが箱根駅伝は関東大会です。それなのになぜ一番箱根駅伝が重視されるのか。
答えは一番世間に露出するからです。
大学は学校が世間一般が休みで多くの民衆が目にとめる日本で最大で最高のスポーツメディアコンテンツとなっています。大学名が露出されれば、大学の入学者が多くなり、企業などの利害関係者からも支援を得られます。
そのため、大学は最重要視で箱根駅伝に出場することを目標と設定されるのです。
基準タイムのある理由
入部基準タイムがあることによって箱根への挑戦権がはじめから奪われてしまうのではないかという懸念もあります。しかし、このような基準が設けられているのには理由があります。
力のない選手はいらない
まず1つ目の理由として挙げられるのは力のない選手はいらないということです。
大学推薦で入部してくる選手はスカウトされた精鋭の選手です。ましてやこのスカウトされた選手でさえ4年間部活を続けられるとは限りません。長期の故障など、タイムが出せないなどマネーシャーになるか部を辞めるか差し迫られる残酷な世界です。
4年生の最後まで所属している選手が5本の指にも満たないことも少なくありません。
その環境下で5000m15分というのは大学で箱根駅伝を目指すにおいて本当に最低限のレベルです。高校生でも15分切りというのは年間100人以上毎年出ています。指導者がこの先の伸びしろを見出せる最低ラインと言っても良いでしょう。
練習生・準部員に限らず全国レベルのチームを作るためのチームビルディングとして力のない選手や士気の薄い選手は腐ったミカンのように捉えられてしまうこともあります。
個人にフォーカスして指導できない
また、力のない選手に対して指導者が見てくれることはごく稀です。
練習生や準部員はすぐに辞める可能性もあります。練習についていけない選手がいれば、チーム全体の士気も落ちることになり、マイナスな印象がつきます。準部員として基準タイムを達成できていなくても練習に参加させてくれるところもありますが、扱いとしては勝手に参加しろというニュアンスの雑に扱われるところが多いです。
才能のある選手であれば自分の力で這い上がってくる力があります。揺るぎない目標に向かってひた向きに努力できる選手、考えられる選手、結果を出せる選手が求められています。
選手を救うための基準
こういった基準が定められているのには選手を救う効果もあります。
正式部員ではないと金銭面、精神面、学業面で正式部員よりも負担がかかります。金銭面ではアルバイトができないうえに練習生であれば練習拠点の近くに家を借りなければならなりません。食費などもかかります。精神面では同期と寮で一緒に生活するわけではないので関係に距離が生まれます。練習についていけなければ劣等感や孤独感を感じますし鬱になってしまう選手、モチベーションをなくしてしまう選手も多くいます。
選手にリスキーな面もあるため早い段階で区切りをつけてもらうためにも基準が設けられています。
まとめ
基準がもうけられている裏側には選手のことを考慮した理由、指導者側の負担や結果の求められる大学スポーツならではの理由があります。
もし、基準タイムが無ければ好奇心や現実のレベルを知らない人が数多く挑戦してくるでしょう。
本当にやる気がある、力のある選手を選別するためやチームのモチベーション維持のために基準タイムが設けられているのかもしれません。
コメント
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