今回の記事では2022年1月2日、3日の箱根駅伝を最大限楽しむためにどの出版社の箱根駅伝ガイドを買えばよいのかをまとめました。今年は箱根駅伝が現地観戦できないので初心者からマニアまでお家で箱根駅伝を楽しめるように各出版社の出している箱根駅伝を選び取ってほしいと思います。
1位 箱根駅伝公式ガイドブック2022 月刊陸上競技2022年1月号増刊
出版社 講談社
価格 1100円
主な内容
特集
選手名鑑
箱根駅伝エントリー発表後の選手のみが掲載されています。5千、1万、ハーフの記録がどの雑誌よりも最新で掲載されており、各選手を記録から独自のランクをつけて評価していることから選手の力が非常に見やすい構成となっています。
また選手情報も豊富です。質問ではマイブーム、あこがれの選手、ライバル、今欲しいもの、自分の性格を一言で表すと、好きな有名人、走りたい区間、今大会の抱負など各選手十人十色の回答をしてくれているのでどんな選手かを想像するのも初心者の方は面白いでしょう。
チームデータとして過去十年の3大駅伝の成績、過去3年間の箱根駅伝成績、チームの自己評価を5項目でまとめたものが一緒に掲載されています。
その他記事
- ご当地選手応援
- 歴代優勝校
- 総合・往路・復路総合ランキング
- 大学別区間最高記録
- 区間賞歴代獲得者
- 全日本駅伝記録
- 前回箱根駅伝結果
- 箱根予選会上位好成績
- 箱根駅伝出場20校の部員名簿
どんなユーザー向け?
万人受けの一冊となっています。初心者から深層ファンまでが誰でもわかりやすく楽しめるものとなっています。そして他の雑誌と比較してやはり情報が一番新しいというのも評価の大きなポイントでした。記事内容から選手名鑑の詳細、記録集を比較して一番内容が濃いと感じています。
2位 箱根駅伝 2022 完全ガイド (陸上競技マガジン2022年1月号増刊)
出版社 ベースボール・マガジン社
価格 1100円
主な内容
特集
箱根駅伝出場校が各2ページずつ。
選手名鑑
有力選手22名の紹介になっています。こちらも5千、1万、ハーフの自己ベストが掲載されているのがいいです。
選手への質問は好きなタレント、解説で使える自分の小ネタ、自分は〇〇系男子だ、ライバル選手、目標または憧れの箱根ランナー、あなたにとって箱根とは、箱根で一番力を発揮できる区間が掲載されています。
特に箱根で一番力を出せる区間の質問は箱根駅伝の区間予想には欠かせない重要なヒントになるのでマニアには必見です。
記録集
- 歴代優勝校
- 箱根駅伝歴代総合優勝校
- 往路&復路優勝校一覧
- 全日本大学駅伝結果
- 予選会結果
- 昨年箱根結果
- 4年生の進路情報
- 高校生の進路情報
- 箱根駅伝出場校20校部員名簿
どんなユーザー向け?
初心者から深層マニアまでいけます。ただ、箱根駅伝エントリー確定後の選手が知りたいのであれば要注意。初心者の方には十分すぎる程情報が載っています。四年生の進路、高校生の進路情報が多く掲載されている点がほかの雑誌との違いです。
3位 箱根駅伝ガイド決定版 2022 (YOMIURI SPECIAL 141)
出版社 読売新聞社
価格 820円
主な内容
特集
駒大、東京国際、青学、順大、東洋、創価、國學院、早大、明治
初心者でも各校の注目選手、エースがわかるのでお勧め。
選手名鑑
記録は5千、1万の記録のみ。順位予想などはなくシンプルな選手名鑑になっています。
質問は箱根駅伝の抱負と目標。尊敬するアスリート。
その他記事
- 予選会、全日本、箱根駅伝前回大会記事各1ページ
- 強豪校指導者の哲学 洛南 学法石川 佐久長聖
- 元主将からのメッセージ 塩澤稀夕 星岳
- など。
どんなユーザー向け?
強豪校指導者の哲学と元主将からのメッセージはほかの雑誌にはない点です。それ以外のほとんどの情報は1位で網羅されているのでお金が余ったら購入で良いでしょう。
4位 箱根駅伝完全ガイド 2022年 01 月号 報知グラフ 増刊
出版社 報知新聞社
価格 770円
主な内容
特集
駒澤、青学、順大、東京国際、東洋、國學院、明治、駿河台の注目選手特集
選手名鑑
選手名鑑 エントリー発表前の有力メンバー21人が掲載されています。記録は5千、1万のどちらか片方のみ。箱根駅伝過去2大会分の成績を掲載。
選手への質問は大会に向けての抱負。
記録集
- 4年生の進路情報
- 箱根コースマップ
- 歴代優勝校
- ごぼう抜き記録
- 大差優勝記録
- 僅差優勝記録
- シード記録など
どんなユーザー向け?
深層マニアには選手の記録の面で少し物足りない内容となっています。ほとんどの情報は1位で網羅されているのでお金が余ったら購入で良いでしょう。
5位 あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド! 2022+ニューイヤー駅伝!
出版社 ぴあ株式会社
価格 1078円
主な内容
特集
ニューイヤー駅伝の特集(三菱重工、SGH、住友電工)
内容の半分が箱根駅伝のコースの紹介。
選手名鑑
なし
その他記事
- 2021年陸上トピック(ホクレンLD、箱根駅伝予選会、、日本インカレ、全日本駅伝)
- 細かすぎる用語集2021
どんなユーザー向け?
この本は本当のマニアがガイドも見終わってもっとコアに情報を得たいという方向け。現地観戦には情報としてとても優れていると思うが、今年は現地観戦できないので本の活用力としてはほとんど抗力を持たないです。
ただし、各区間の有名どころ、キロ表示が乗っているのでテレビ観戦をしながら選手がどのあたりを走っているのかを把握することができます。
一番注意してほしいのは箱根駅伝の選手を知りたいという人には本当に向いていない一冊になるので購入時にはしっかり中身を見てほしいです。
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