今回の記事ではサブ3ランナーの私がアディゼロ タクミ セン 8 / ADIZERO TAKUMI SEN 8のレビューをしていこうと思います。
レビューでは良いものは良い、悪いものは悪いと一切の偏見なく、正直にレビューしていきますのでぜひご参考にしてください。
シューズの評価はクッション性、安定性、耐久性、コスパ、反発性、軽量性の6つの項目をグラフで10段階評価します。
参考程度に私の自己ベストを載せておきます。1500m4分05秒、5000m15分23秒、3000sc9分39秒、ハーフ70分25秒、フル2時間32分57秒。
商品紹介
攻速。勝負の5本指グラスファイバー。
5-10KMを中心としたロードレースで攻め勝つ、ブレーキ知らずの高反発推進テクノロジー搭載軽量モデル。
レースの日。今こそ爆発的なスピードを解き放つ時。これは、5kmレースからハーフマラソンまで、様々なロードレース用に作られたアディダス ランニングシューズ。自分にとってベストなペースを見つけよう。Lightstrike Proクッショニングが一歩一歩のステップにエネルギーを循環させ、剛性のあるENERGYRODSが、バネのような蹴り出しを生む。アッパーはあくまで軽く、まるでシューズを履いていないかのよう。何にも走りを邪魔されたくはないから、これは助かる。
【アディダス公式通販】アディゼロ タクミ セン 8 / Adizero Takumi Sen 8 [H01121]|メンズ ランニング スポーツシューズ|adidas オンラインショップ
特徴
- 〇軽量性、通気性、フィット性に優れたハイブリットアッパー
- 〇爆発的推進力を生み出す5本骨状バーと低密度高反発ミッドソール
- 〇優れたグリップ力がエネルギーロスを軽減するアウトソール
ターゲット
5-10㎞のレース、インターバル、ペース走
キロ4分を切ってくる練習
サイズ感
サイズは27.5㎝を購入しました。普段27.5㎝を履いていてサイズ感はちょうど良いです。
①コスパ
価格
定価は¥20000。
アマゾンで20% の¥15,998で購入しました。
②軽量性
重さ
27.5㎝を購入して重さは192g。
スピード軽量モデルなだけあります。
③クッション性
厚さ
独自の測定方法ですので参考値程度にしてください。
地面から台の高さ11.9㎝-ミッドソールから台の高さ8.9cm=ソールの厚さ3.0㎝
ミッドソール
ソール素材はブルックスのハイペリオンテンポに似ています。
ソールの剛性は意外と固い印象です。5本指状のグラスファイバーのなのでプレート状のシューズよりも柔らかいと思っていましたがそんなことはありませんでした。
④耐久性
アウトソール
凹凸に高さはありませんが、滑るような感じはありません。
土踏まず部分は削り取られており特殊な形をしています。
この形状のおかげで母指球の部分に自然と重心移動をすることができます。
⑤安定性
アッパー
エンジニアードメッシュになっています。
シュータン
厚さ1㎜くらいの極薄シュータンです。中足部部分はアッパーと一体化しています。
ヒールカップ
私は気にならなかったのですが、踵のフィット感が気になるという意見が多くみられます。
確かにヒールカップのつくりは甘いと感じました。
軽量性にパラメーターを極振りしているだけあります。
⑥反発性
グラスファイバーロッドの反発が感じられます。
カーボンプレートより反発性は落ちると思いますが、屈曲に沿ったより滑らかな反発が感じられます。
実際に走ってみた感想
一言で表すと中厚底プレートシューズです。
反発もしっかりあり、クッションは沈み込みすぎないのが良い点です。
箱根駅伝や実業団ハーフでもこのシューズを履いた選手が好記録を出していることから適正距離は5㎞‐ハーフくらいまででしょう。
フルだと足が持たないかもしれません。
価格がここ最近のレーシングシューズの中では1万円中盤でリーズナブルです。
非常に凡庸性が高く、ショートインターバルなどの厚底シューズではスピードが出しづらい場面で重宝しそうです。
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