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北九州マラソン2026 実施レポート:『誰もが主役になる大会』の実現と多角的な取り組み

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フルマラソン
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新たな取り組みと成功要因

初心者マークの導入で“助け合い”を可視化

今大会では、初マラソン参加者向けに「初心者マーク」が導入されました。これは「初マラソンや走り慣れないコースは不安が多い。一目で初心者だと分かれば、周囲も声をかけやすくなるのではないか」というランナーの声に応えた施策です。

北九州マラソンのロゴ入りエンブレム

実際にこのマークが導入されると、沿道からは「初マラソン頑張れ!」といった具体的な声援が飛び交い、ランナー同士でも互いに声を掛け合う光景が見られました。また、大会救護スタッフが初心者マークを見つけて数十メートル伴走し、体調を気遣う場面も確認されました。この初心者マークは、大会全体でランナーを見守る優しさの象徴として機能しました。

北九州マラソンに参加しているランナーの後ろ姿

SDGsへの取り組み強化

環境に配慮した取り組みとして、大会オリジナルグッズとして「ビブス留め」と「ビブス留めホルダー」が初めて販売されました。これは、お気に入りのウェアに穴を開けたくないというニーズに応えつつ、使い捨てゴミを削減するサステナブルな「安全ピンを使用しないビブス留め」を採用したものです。

北九州マラソン2026の公式グッズであるビブス留め用ホルダー

針を使用しない安全なビブス留め

さらに、大会前日および当日に不要衣類、小型家電、安全ピンの回収が実施され、多くの資源が回収されました。これらの環境配慮型活動は高い評価を得ています。

不要な衣類の回収を目的とした段ボール製の回収ボックス

小型電子機器の回収ボックスに白い袋に入った物を入れている男性

充電式電池やモバイルバッテリー、電子たばこなどの小型電子機器回収ボックス

コンクリートの床に置かれた段ボール箱

後半の「ポンチョ再配布」でランナーファーストを実現

北九州マラソンの難所である門司・門司港エリアの「海風」対策として、「後半戦でのポンチョ再配布」が実施されました。スタート時に防寒具を脱いだランナーが、最も体温低下しやすい後半で再び防寒具を受け取れるこの取り組みは、ランナーの体調変化を予測した「伴走型」のサポートとして評価されました。今大会は海風が少なく使用は限定的でしたが、今後も継続される予定です。

黄色のジャンパーを着た4人の女性が屋外で「いっぺーまーさん」と書かれた横断幕を持って立っています

ピンクのシャツとビニールポンチョを着た2人の女性

曇り空の下、タイル張りの屋外で人々が立っている様子

エイドで「コカ・コーラ」提供が復活

多くの要望に応え、エイドステーションでのコカ・コーラ提供が復活しました。複数地点に配置されたことで、ランナーのパフォーマンス向上と満足度向上に貢献しました。

マラソン大会の給水所で、ランナーがコカ・コーラのカップを取ろうとしている様子

豪華ゲストによる2層型プログラムを展開

今大会では、「憧れのゲスト」としてオリンピアンや実業団選手、「エンタメゲスト」としてタレントを招致する2軸のゲスト戦略が採用されました。

2日間3部構成で実施されたトークショーは、過去最高の盛り上がりを見せました。

広いイベント会場で、多数の参加者が笑顔で手を上げ、一体感を持ってポーズを取っている集合写真

北九州のオープントップバスに乗った人々が、笑顔で手を振っている様子

ボランティア・地域・企業:「大会を支えた“もう一つの主役”たち」

北九州マラソンが「温かなお祭り」であり続けられるのは、ボランティア、協賛企業、給食提供事業者、そして沿道応援の方々の存在が不可欠です。笑顔でランナーをサポートするボランティア、ランナーの安全と新施策を支える協賛企業、自慢の商品を提供する給食提供事業者、そして沿道からの熱い声援。これら全てが一体となり、感動的な大会を創り上げました。

赤いベストを着た人々が道路脇に並び、何らかのイベントを応援している様子

スポーツイベントの給水所で、黄色いジャケットを着たボランティアの女性が、ランナーにペットボトルの水を笑顔で手渡している場面

屋内会場で、黄色いジャケットを着たスタッフが、マスクを着用した参加者に対して資料を配布している場面

広報戦略:初心者目線で情報発信を強化

広報活動では、徹底した「初心者目線」がテーマとされました。過去大会出場のランナーへのヒアリングを通じて不足していた情報を補填し、SNSや動画を活用してコース情報、大会の楽しみ方、舞台裏などを積極的に発信。「不安を楽しみに変える」広報を展開しました。インスタライブや各エリアの導線動画配信、事務局職員がイベントに参加する様子などを通じ、単なる告知ではなく、大会までのストーリーをランナーに届け、親しみを持ってもらいながら不安を「走る楽しみ」へと転換させるプロセスが重視されました。

「九州マラソン 2026」のプロモーション画像

北九州マラソン2026の文字と「ガールズトーク」のタイトルが目立つ画像

北九州マラソン2026 大会概要

  • 開催日: 2026年2月15日(日曜日)

  • ランナー数:

    • フルマラソン: 10,892人

    • ペアリレー: 452人(226組)

    • 20.7キロ: 572人

    • ファンラン: 722人

  • 完走率:

    • フルマラソン: 89.1%

    • ペアリレー: 92.9%

    • 20.7キロ: 89.9%

  • ボランティア人数: 5,157人

  • 当日来場者数(沿道): 約31万人

北九州マラソンは、これからもランナーの声と街の力を原動力に進化を続け、「走ってよかった」と思える大会を目指していくとのことです。2027年の次回大会での再会が期待されます。

北九州マラソンの詳細情報は公式サイトで確認できます。
北九州マラソンHP

北九州マラソンの完走メダル

マラソン大会で、ゼッケンA4001のランナーがフィニッシュラインを力強く越え、右手を突き上げて喜びを表現している瞬間