はじめに
前回に引き続き箱根駅伝出場校の新入生の戦力分析をしてみました。前回は10位の日大までコメントしたので今回は11位からコメントしていこうと思います。
大学 | 10人平均 | 箱根駅伝2020順位 | |
1 | 駒澤 | 14分12秒 | 8 |
2 | 東洋 | 14分14秒 | 10 |
3 | 中央 | 14分16秒 | 12 |
4 | 青山学院 | 14分17秒 | 1 |
5 | 明治 | 14分22秒 | 6 |
6 | 神奈川 | 14分25秒 | 16 |
7 | 東海 | 14分28秒 | 2 |
8 | 帝京 | 14分29秒 | 4 |
9 | 早稲田 | 14分29秒 | 7 |
10 | 日大 | 14分29秒 | 18 |
11 | 順天堂 | 14分31秒 | 14 |
12 | 國學院 | 14分31秒 | 3 |
13 | 法政 | 14分31秒 | 15 |
14 | 中央学院 | 14分33秒 | 11 |
15 | 東京国際 | 14分33秒 | 5 |
16 | 国士館 | 14分39秒 | 19 |
17 | 日体 | 14分42秒 | 17 |
18 | 創価 | 14分43秒 | 9 |
19 | 拓殖 | 14分48秒 | 13 |
11位順天堂
13分台を持つ三浦選手、石井選手が即戦力です。新入生5番手までは14分20秒を切っています。トップ層のスカウトは悪くないのですが、全体の人数が9人と少ないのが心配です。
12位國學院大学
箱根駅伝で成績をあげるようになりスカウトも良くなっています。力石選手が14分12とトップのタイムです。スカウトの人数も多く國學院の育成力でどこまで選手が伸びるか楽しみです。
12位位法政大学
スカウトはまずまずといったところです。チームとしては強い4年生が抜けエース不在の状態です。チームの層の厚さも落ちているのでいち早くエース育成ができるかが課題です。
14位中央学院大学
こちらも中央学院らしい良いスカウトです。14分07秒の伊藤選手から15分ちょっとの選手までスカウトしています。面白い育成方法の中央学院なのでこの中から大化けする選手が出るか期待です。
15位東京国際大学
22人の大量スカウトです。14分半から15分ちょっとの選手の数が多いです。今年は箱根予選も全日本予選もないので焦らずじっくり育成をしてほしいです。
16位国士舘大学
悪くないスカウトです。最近の箱根駅伝などの結果だとなかなかスカウトはうまくいきづらいですが14分9秒を持つ山本選手や14分16秒を持つ遠入選手の加入が大きいです。留学生もいるので日本人エースと留学生の2トップで走りで引っ張って行ってほしいです。
17位日本体育大学
非常に厳しいスカウトになりました。14分12秒の漆畑選手、14分21秒の吉富選手までは良いものの次点が約14分40秒まで間の選手がいません。連続出場記録を途絶えさせないためにもより選手層を上げる育成が必要になってきます。
18位創価大学
スカウトはあまり良くはないです。14分50秒台の選手が多くいます。劇的逆転で箱根シードを手に入れた分このまま連続でシードを取っていきたいところです。予選会、箱根本戦と勝ち残ってきた力は本物ですので榎木監督の指導にも注目です。米満選手や島津選手など爆発力のある選手が登場してほしいです。
19位拓殖大学
スカウトはかなり厳しいです。昨年までは赤崎選手が日本人エースとしてチームを支えていましたが、日本人エースが不在です。岡田監督が勇退され山下監督体勢になりましたが耐えどころです。とはいえ育成の拓殖大学です。10000mのタイムが5000mの2倍したタイムより速いなんてことはざらにあるので良い意味で育成に期待です。
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